プロ野球球場の情報
プロ野球の各チームには、本拠地として利用している球場があるのですが、昔は個々の広さや収容人数にも大きな差がありましたし、何よりも打者や投手にとって有利な条件や不利な条件という情報が素人がみてもわかるくらいはっきりとした違いになっていました。
現在では、ドーム球場の建設や各チーム新しい球場を利用する事で以前ほどの差はなくなってはいますが、昔から使用をしている球団の場合は他球団と比べるとやや小さいスタジアムを使用している事になります。ちなみに野球規則では、ライトやレフト方面である両翼は97.534mある事が望ましいとされていますし、センター方面である中堅は、121.918m以上が望ましいとされています。
現在の日本のスタジアムの多くはこの規定よりも大きな事が基本になっていますが、プロ野球12球団の中でも、阪神の本拠地である甲子園をはじめ、ヤクルトの本拠地である神宮とDeNAの本拠地である横浜が規定よりも小さめのグラウンドを利用している事になります。
小さいといっても基準となっている多くは新しく建設されたドーム型のスタジアムが殆どになっているので、古くからプロ野球チームの本拠地と利用されている3つのスタジアムがやや広さに欠けるのは仕方がない部分でもあります。しかしながら、観客の収容可能人数は甲子園は多くのファンが収容できるようになっています。また、フェンスの高さや風によっても完全に打者が有利という判断は難しい事もありますが、旧式よりも新しく建設されたドーム型に関してはフェンスも高く、広さもあるので投手に有利という事になりそうです。